風もなく穏やかともいえる<新山>の頂上にずっと
居たかった。
登る前日、酒宴の際山の話をした時、誰かが
「山は比べられない・・・」と言っていたが、鳥海の
絶景を見せつけられ、「まったく・・・」と思った。
<新山>を下りて小屋まで戻ると、団体さんが居た。
言葉を聞くと、韓国からのツアー登山のようでした。
小屋で待っていたかーちゃんと合流して、帰りは
計画通り、雪渓のある千蛇谷ルートを下ります。
小屋の側にある大物忌神社は、まだ開いていないので
心の中でここまでの山行に感謝し、サヨナラです。
下りはじめは、すぐに雪渓歩きというわけには
行きませんが、振り返ると「御室小屋」が見えなくなり
少し寂しい気がしました。
ガスが取れ、先ほど登ってきた外輪山が姿を見せ
内壁についた残雪を見ながら下って行きます。
外輪山ルートを登っているとき、
だったらきっと
この雪渓の景色はきっと素晴らしかった事でしょう。
この次、ここに来る時の楽しみが出来ました。
かーちゃんも、雪の感触が膝を優しくしてくれる
ようで、すこぶる機嫌が良かった
だからmみんなも上機嫌で
にっこり。
帰るのを惜しむかのように、二人で
でも
そこヤバいんじゃない。
内壁から石が落ちてきてるぜぇい
雪渓の終わり、つまり「千蛇谷ルート」の終点は
七五三掛地区に登る梯子。
この梯子は、せっかく知り合った仲間と別れが
近づいたことを知らせる分岐にでます。
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- 2012/06/30(土) 07:02:45|
- 山
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