ちょっとまじめに

 『古寺鉱泉朝陽館』の前を通り過ぎて、いよいよ
午後の部、実技講習が始まります。

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 登山道が荒廃する原因には、自然による作用
水、風、凍結凍上(霜柱)、雪が原因し、更に
人の作用、踏みつけ等による表土の破壊があり
その、自然と人による複合的な原因が荒廃を進行
させる原因となることを、座学で学んだ 

 そこで、荒廃を防ぐための方法として、流水
コントロールや、土砂の安定化等を中心にこれから
実技を行おうというものです。

 粗朶工法という手法は、おもに河川で川底の
地盤である河床を固め、浸食を防ぐために使われて
いる方法です。

 それを、この朝日連峰や飯豊連峰で活用しようと
言う試みです。 

P1080181_convert_20120730205805.jpg

 毎年、飯豊朝日連峰では、流水コントロールの
基本である勢いを弱める石ダムや土嚢を利用した
方法で、登山道整備が行われています。
 
 これらは、保水や貯留能力も備えるものですが
今回は、登山道を流れてくる水の、排水の為に
使える技術が粗朶工法と言うわけです。

 排水場所を決め、深さ30㎝幅40㎝の溝を
下流側に掘ります。

P1080185_convert_20120730205904.jpg

 そして枝を集め、最初は細い枝を下流側から
敷き詰めてきます。

P1080187_convert_20120730210001.jpg

 どんどん細枝を入れて行きます。
この時注意しなければならないのが、枝の先端部
細い方は必ず下流側に置かなければならない事
です。

 そうすることによって、流れがスムーズに
なることも重要なポイントなんですね。

P1080188_convert_20120731050918.jpg

 登山道整備で道刈りした時の笹竹も有効で
それらを敷き詰めて行くのです。

P1080189_convert_20120730210203.jpg

 登山道近くに落ちている、枝類を細いものから
太いものまで沢山集める必要があります。

 そして、笹竹や細枝が何層にも敷き詰められ
その上に、いよいよ太い枝を入れます。

P1080190_convert_20120730210309.jpg

 特に、登山者が歩くところはしっかりした枝を
埋め込むことが重要で、その上を歩きやすく
することが必要になります。

P1080198_convert_20120730210445.jpg

 そして、出来たのがこれです。

P1080199_convert_20120731051014.jpg

 基本的には、この上に土を被せることなく
枝が沈んだら都度、補給することになります。


 
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竹爺

Author:竹爺
性別 男性

モンテディオ山形が好きで、トレッキング
大好き。ロードレーサーにも乗る行動派
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