帰ったら・・・

 『慶応吾妻山荘』の看板には、こう書かれて
いた。
 「命懸けて 営業中」

 実は、今回の登山口でリーダーのリョウちゃんから
怒られた。
 かーちゃんの装備に致命的な不備があったからだ。

 心強い仲間達との登山と、宴の楽しみを描いて
いたばかりに、普段の里山感覚気分で長靴にかんじき
装着だった。
 
 「1600mの世界で-16度にもなる所なのに
そんな長靴では連れて行けない。」

 なんとか、オーエさんのインナー付き長靴を拝借
少しでも体調や足に異常を感じたら、途中で戻る
約束で同行を許されたのでした。 

P1080455_convert_20140304213242.jpg

 リョウちゃんが強く言うのも無理は無い。

 吾妻連峰史上最悪の大量遭難があったルートを
辿っているのだから。

 登る途中でリョウちゃんに言われた。
 「竹爺の装備はしっかりしてるが、かーちゃん
には、全然与えていねぇーな。」

 意識的にそんなことは無かったが、もちろん
とーちゃん が悪いので、帰ったら購入して
やると反省したのでした。

 実際には、「家形避難小屋」までの間に遭難
したわけではなく、小屋泊した後に「滑川温泉」へ
行く途中で遭難にあったらしいのですが、前日
営業小屋の『慶応吾妻山荘』に泊まるか、そのまま
「家形避難小屋」まで行くかの重要な選択が
生死をわけるポイントでもあったようだ。

 分岐から間もなく、普段は風の強そうな起伏の
ある尾根のような部分に取りついた。

P1080457_convert_20140304213419.jpg 

 へばりながらもスキー隊に遅れながら、なんとか
小屋に近づいているようだ。

 分岐からは、それまであった道案内の緑布が
ないので、要所にササヤンとアキちゃんが自前で
用意して来た赤布を付けながら続いて来た。

P1080460_convert_20140304213630.jpg

 「 小屋が見えてきたドー。 

 木々の間から雪に埋もれていた小屋が現れた。

 先着のスキー隊が入口を除雪している 

P1080461_convert_20140304213823.jpg

 「やったー  」
 ふーっと身体から力が抜けて行くのを感じた。 

P1080464_convert_20140305050513.jpg

 だが、そんなことは言ってられない。

 リョウちゃんの命を受け、直ぐスコップを手に
ササヤンと共に光や換気の為にすっぽり埋まった
窓を掘りだした。

P1080471_convert_20140305050652.jpg

 かーちゃんとアキちゃんはオーエさんの
指導のもとに、トイレづくり。

 シミケンさんは、小屋の中を快適状態に
する為に準備してくれている。
 





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そっちにもって行ったか

家形から魔女の瞳に行くかと思えば、
登山口に戻るという展開。これには驚きました。

一度、モンスター詣でに蔵王熊野に長靴で登ったことがありますが、やっぱり靴下二枚履いても足先が痛かったこと思い出しました。
さすが、リーダーりょうちゃんですね。

夏に姥湯~兵子~家形~一切経を数度歩いているんですが
まだ、家形避難小屋ってどの辺にあるんだろう?って位置がはっきりしてません。
ぜひ、GPSトラックデータをアップしてください。
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竹爺

Author:竹爺
性別 男性

モンテディオ山形が好きで、トレッキング
大好き。ロードレーサーにも乗る行動派
オヤジです  

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