返ってきたバカヤロ

 夕日が沈む。

 夕日に向かって走り出した。
 走るのは海岸の砂浜だったらいいのに
なんて思いながら。

 主人公のオラは劣等生。
 だが、いつもオラをそっと見守ってくれる
頭が良くて、きれいな彼女が近くにいる。

 夕日に向かって大きな声で叫んだ。
 「バカヤロー 

 そっと彼女が側に寄って来て、オラの手を
優しく握った。

 彼女の肩を抱き、横顔をみつめた・・・・


  眼が覚めた 

 ゲゲッ、 ではないか。
 「何やってんだ、バカヤロ。」


 どうやら、昼間からの酒が効き相当
酔って夢を見ていたようだ。

 オラだの世代は、必ずこういうドラマが
定番だった。
 きっと、「オラもああなれば良いな」
なーんて、憧れ見過ぎたせいだろう 

P1160919_convert_20150715174933.jpg

 ウタマルマン、地下足袋あんちゃ、横澤
会長、ソワ君達、それに弥輔親分とアベ
チャンで呑みなおした。

 ヘッデンをつけながら呑んでると、どうも
古寺方面からユラユラ灯りが複数みえて
来た。

 アベチャンの顔が厳しくなって、ヘッデンに
照らされ、勤務が終わりオラ達と楽しく呑んで
いたコップを遠ざけ、しばらく成り行きを
見守っていた。

 暫くして「ふう、やっと着いた。」と揺れていた
ヘッデンが止まった。
 「何ですか今頃。」
 アベチャンの少し、厳しい声に委縮した
登山者が応える。
 「仲間が足を攣ったものだから、休み休み
きました。」
 「わかった。登山届は出して来たんでしょうね。」
 「・・・・・出してません。」

 考えられない登山者の愚行に全員驚いた。

 アベチャンが対応してくれたその後、「小屋は
四階まで満杯状態なんで、酸欠になったり
すると困るから、あなた達はテントで寝てくれ。」

 急いでテントを張り、中で冷えた身体に
アルコールを急いで注ぎ込む。 

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 翌朝、4時過ぎに眼を覚まし朝陽を待つ。

 昨夜からの天体ショーの締めくくりだ。

 みんな一斉に飛び出し、朝陽を見つめて
いたが、中にはそのショーの最中に出発して
朝陽に向かって行った者もいる。

 <小朝日岳>にゆっくりと陽の丸が上がる。
 なんだか、日本人で良かったと感じた。

P1160961_convert_20150715175137.jpg

 大朝日岳から早く下りて、実家の用事を
済ませなければならない。

 「 弥輔さん、せっかくだからゆっくり
下りてきなよ。」
 いや、俺も一緒に下りるべ。」

 5時30分、これから水を汲んで長丁場の
御影森山コースを下山すると言う、長井
山岳会のウタマルマン達に挨拶して下山を
開始。

 今度は、下界で呑もう。

P1160966_convert_20150715175257.jpg

 7時、<古寺山>で弥輔さんから牛乳を
もらって休憩し通過する。

 それにしても、ここまで牛乳を持ってくる
のだから、スゴイもんだ。

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 前日登る途中で三沢清水に寄った時は
水が曳かれていなかったが、帰りは冷たい
水を取ることができた。

 我々が登ったその日、山友で大江山岳会
顧問の高取さん達メンバーが、水場の確保
を行ったと、アベチャンに聞いた。

P1160988_convert_20150715175523.jpg

 水場のみならず、大江山岳会の皆さんは
登山道の整備も同時に行っていた。

 素晴らしい。
 
 我々も、ここの整備を行っているので
彼らの大変さが良く分かる。

P1160993_convert_20150715175730.jpg

 感謝しながら、無事9時『古寺鉱泉』
駐車場に下山しました。

 そして、つまらないブログを訪れてくれた
皆さまにも感謝して<大朝日岳>山行篇」
 です。

こちらもどーぞ。
「生きている証し」
「地下足袋あんちゃのブログ」



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Excellent

こんばんは、libertypapaです。
連日のshowtime、ありがとうございます。
連日の山行、お疲れ様です。
Excellentです。

朝日連峰は未踏なので、行ってみたいです。
多分、今年中に行くと思われます。
(なんちゃって!)

この三連休は、台風の影響を受ける所が多いですが、海の日だけはかろうじて晴れる様ですね。
どうせなら、一気に梅雨明けになるように、台風の影響が一転してくれるといいのですね。

登山届、必ず提出して欲しいですね。
朝日連峰の日の出、綺麗です。

夢見る竹爺?

姫様にうつつをぬかし、現実の姫様には❕❔
大切な姫様と一緒に登れるなんて、幸せ者ですよ。うふふ(⌒‐⌒)

大宴会、楽しみ🎵
以東岳、いゃぁ~お花畑を楽しみ、テント泊も最高( v^-゜)♪ でした。

libertypapa さんへ

おはようさんです。

アハハハ、ショータイムって程ではないですよ。
ただの引張りブログです。
それなのに、お褒めの言葉をいただき恐縮しています。

朝日連峰是非訪れて見てください。
古寺からは最近、日帰り客もかなりいますよ。
泊まりは早目に小屋着しないと週末はメチャ混みです。

三連休、どーしようか思案中で~す。
天気と、かーちゃんに振り回されそうです ^^;

まーちゃんへ

おはようさん。

オラはいつも夢見ています。
一昨日の夜は、大分うなされていたようでかーちゃんが
起こしてくれました。
「私に首でも占められてる夢見たか?」
「・・・・・」

答えられませんでした。

楽しい仲間達と楽しく呑めるのは最高ですね。
岳ちゃんツアーで『民宿奥川入』に泊まった時
そう思いました。
今度はバーボンも入れてワイワイ呑みましょう。




北海道行ってきました。

こんにちは。
大朝日いいですねぇ、今度是非同行させてください。
我々も企画登山と称して10日から5日間でD氏と北海道の利尻岳、トムラウシ山(短縮コース)を登ってきました。
天候、混雑状況、仕事や生活環境を考慮し、この時期しかないとすべてを振り切り急遽、強引に旅だちましたw。ちなみに去年は富士山でした。どちらも往復10時間ぐらいかかる手ごたえ十分な山で、利尻は祝瓶山のようなそそり立つ感じで頂上は海を見渡せる絶景、トムラウシは頂上手前はまるで桃源郷のような雰囲気に目を見張り、頂上は風が強く人を寄せ付けない威容さがありました。
走行距離はフェリーを除き、1520キロで費用は6万5千円ぐらいの節約コースでした。
行きの新潟ー小樽のフェリー内で井上さんのHPで奥川入に登山届けを出す黒崎山の会の五十嵐さんを私が見つけ、D氏が声をかけ、黒埼山の会ご一行様と船内で楽しい時間を過ごさせていだきました。偶然に同時期に利尻山も同行させてもらい、一緒に登山を堪能しました。彼らは次に大雪山、羊蹄山と二つ登る予定でしたので稚内でお別れしました。噂では聞いていたのですが、黒崎山の会、恐るべしパワーですw。短期間で三つも登るのもすごいですが、みなさん元気はつらつで会話がつづき、楽しい船旅をさせていただきました。お会いする機会がありましたら、米沢の二人がくれぐれもよろしく言っていたとお伝えください。
それでは長々とこの場をおかりしまして、私事を失礼かと思いましたが報告させていただきました。ありがとうございます。

米沢のWさんへ

お~。
すばらしい。

船のなかでいっちゃんグループと遭遇し、一緒に利尻を
登られたのはとても良かったと思います。
オラもその楽しさは容易に想像できますよ(笑

100名山狙いを始めたようですね。
先日、うちの会員のキッチャンも100名山を踏破した
報告が入ってきました。

オラには無理だが、是非成し遂げられることを願って
います。

また一緒に登ろう。

プロフィール

竹爺

Author:竹爺
性別 男性

モンテディオ山形が好きで、トレッキング
大好き。ロードレーサーにも乗る行動派
オヤジです  

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