もう少しだよ

 12時に、ゴジラに似た枯れ木のある
場所に到着。

 「わ~い  。」
女性陣の誰からともなく声が上がる。

 「似てるわねぇ~。」
 「TVで見た時、もっと歯並びが良かったわよ。」
 「見て見て、心臓があるわ。」 
誰かが、ハート型の石を置いていったのだろう。

 女3人寄ればなんとか、と言うが・・・

DSC02069_convert_20160507045303.jpg

 登りやすい登山道だ。

 小さな九十九折りが続いているので、さほど
急登とは感じない。
 知らず知らず高度を上げてる感じがする。

DSC02075_convert_20160507045449.jpg

 そのような登山道をお喋りを交えながら
登って行く。
 時折り、木々の間から見える<常念岳>や
安曇野の街を眺めては一息入れる。

 13時15分、標高1900mの「まめうち平」
到着。
 
 飯豊連峰では、とっくに森林限界を超えて
いる筈なのに、ここは樹林帯の真っただ中。

 ひとりの若い登山者が下山途中休んでいた。

 「これから登るんかい?」
まるでそんな目で眺めていたに違いない。

DSC02080_convert_20160507054645.jpg

 だが、そんなことはお構いもせず、ノンビリ
登る。
 
 当初は、雨にあたることを想定していたが
ここまではまだその気配が現れていず、むしろ
歩くのには丁度よい。

 木々の切れた間から、「待ってるよ  」
翌日登る<常念岳>が風音に混じって囁いてきた。

DSC02091_convert_20160507045735.jpg

 2000m地点の辺りから、本格的に残雪を
踏み出すがアイゼンを装着することなく進む
ことが出来た。

 トラバースする斜面は、ずっと下まで遮る
木々もなく、「滑ったら止まれるかな。」などと
ふと思ってしまう。

 まっ、とにかく油断は禁物だ。

DSC02090_convert_20160507045618.jpg

 稜線に近づくにつれ、斜面は急になる。
樹林帯の中だが、45度位ある登りは飯豊の
石転びの斜度クラスにも思える。

 「 ねぇー、稜線はまだ?」
 女性陣のリーダー、ユカちゃんが岳ちゃんに
数回訪ねる。
 
 そのたびに岳ちゃんが「もう少しだよ。」
「ここが頑張りどころだ。」
優しく話しかけている。

DSC02093_convert_20160507045903.jpg

 ユカちゃんとオラが少し遅れ気味に登ると
「もう少しだよ~。」

 稜線が見える場所で、待っててくれた。
 13時45分だった。

 途中すれ違った登山者から、「稜線の風は
凄いよ。」

DSC02095_convert_20160507050029.jpg

 樹林帯を抜けた。

 風は樹林帯とは全然違うが、まだそんなに
強いと思うほどではない。

 人口9万人を超える、安曇野市が下界に広がる。

DSC02099_convert_20160507051159.jpg

 そして・・・・・


 見えてきた。

 翌日に行く予定の<常念岳>へのルート。

DSC02100_convert_20160507052137.jpg

 さあ、先ずは<蝶ヶ岳>山頂に行こう。
 
 おっと、その前に


 岳ちゃんのお父さんが本を出しました。
 定価2900円、山形県内の書店で発売中。

DSC02035_convert_20160507051548.jpg
DSC02037_convert_20160507051707.jpg

 持って歩くことはできないと思うが、家でじっくり
登山の思い出に浸りながら、花々を調べるのに
最適です。

 書店以外にもこちら 「岳ちゃんのブログ」 で
購入可能です。





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いざ春山アルプス「蝶ヶ岳」

たけじい、岳ちゃんツアーでは大変お世話になりました。
お陰様で心に残る山行でした。
あの時間で1300m以上もアップしたんですからすごいですよね~。
2000m超えてからの急登はホント、キツかったわぁ~。なのに光兎マダム達にはほんと脱帽です。
竹爺のやさしい励ましに癒されながら登った女性リーダーならぬ、自称「お囃子隊長 ユカちゃん」でした。
おかげさまで未だに筋肉痛。果たして明日の仙台国際ハーフマラソン走れるか心配な状況です。

では、仙台に行ってきます!

No title

たけじいさん、サポート、運転ありがとうございました。
岳さんとたけじいがいなかったらとても蝶ヶ岳へは行けませんでした。強風に煽られ踏ん張って進むも意に反して転ぶ始末、でも無事戻れたことは大きいです。
次の日は光兎マダムの一員として頑張ってきました。

ゆかちんへ

おはよう。

ハーフマラソンとは言え、出場するなんて凄い!
結果は、人助けで途中リタイアになったようだけど
それだけでも凄いです。

また挑戦するとの事でしたが、無理せず楽しむ感覚で
頑張ってください。

また会えるのを楽しみにしてます。


チカコさんへ

おはよう。

車の中でのお喋りや、山行途中でのお喋りから
チカコさんの豊富な山歴に圧倒され続けた
今回のアルプス行でした。

そして、帰った翌日の<光兎山>にミサコさんと
ユカリさんと山行を決行したエネルギッシュな
光兎マダム達にも敬服します。

今週もご一緒できるのを楽しみにしています。
晴れ男として、晴れを呼びよせるよう頑張るぜ!

プロフィール

竹爺

Author:竹爺
性別 男性

モンテディオ山形が好きで、トレッキング
大好き。ロードレーサーにも乗る行動派
オヤジです  

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