さんびきあな

 大雪原に入ると残雪が豊富で、遮る木々も
少なく見晴らしが良くなる。

 これが飯豊だ。と言う景色を堪能できる
西俣コースの№1ポイントだと、オラは思って
いるのだ。

 先頭を引っ張る岳ちゃんの列近く、もう眼の
前には、飯豊連峰北部の山々が、穏やかな
表情で我々を見守ってくれていた。

DSC02337_convert_20160517210248.jpg

 女性陣の真ん中あたりで、恐縮していた
ホーリーがカメラを取り出し、<朳差岳>に
焦点を合わせていた彼を見て思った。

 もしやこの後、あのバーボンのように、彼も
「撮ってやるよ 」なんて言うのでは・・・?

 その後、じっくり彼を観察した。

DSC02341_convert_20160517210439.jpg
 
 あら~、やっぱり。 
  
 ストックで指しながら、きっと「あそこはね・・・」
なんてペーターに説明してた。
すると、後ろにいた女性陣がホーリーの近くに
集まり、「 へー、そうなんだ。」なんて、彼の
思う壺にはまってしまったようだった 

DSC02345_convert_20160517210739.jpg

 9時32分に枯松峰に到着。
 ここで、景色を堪能しながら休憩。

 ここまで来れば、オオドミそして三匹穴の通過
ポイントも見えてくるので、「頑張るぞー。」と
気持を入れ直すことができるのだ。
  
 大曲の分岐でみんなに干し柿を配ったミワ
さん、「私、行けるかしら~」と、出発前は不安で
いっぱいだったようだが、友人のミドリちゃんと
余裕の笑顔で写ってくれた。

DSC02347_convert_20160517211039.jpg

 最後尾のオラがオオドミを通過したのは
10時10分頃。

 ここからは、登山道を見失ってしまうような
残雪と藪漕ぎというほどではないが、普通の
整備された登山道とは違い、歩きにくく
なってくる。 

DSC02353_convert_20160517211157.jpg

 それでも、夏道が現れるとその側には
ツバメオモトが咲いており、女性陣はその
可憐な姿に歓声を上げ、一生懸命シャッターを
押していた。

 オラも負けじとシャッターを押してみたが・・

 近くに一緒に咲いていた、イワウチワと
カタクリの雰囲気も出したかったのだが・・

 まっ、こんなもんだろ。

DSC02357_convert_20160517211515.jpg

 一番列の最後は男性陣でピッケルをザックに
括りつけている。
 その為、オオドミからは何度も藪木にその
ピッケルが当たり、行く手を阻まれていた。 

 普通に歩いていて、ガクッと止められるので
受ける衝撃はなかなかのものだ。

DSC02361_convert_20160517211831.jpg

 それでも、頭の上に見えてきた三匹穴の
残雪に向かって、力強く突き進んでいく
新潟県から参加したアンキューさんと村上
Yamadaさんが頼もしかった 
 
 10時57分でした。

 西俣ノ峰手前から、「ねー竹爺、三匹穴は
まだなの。」とここに来るまで何度もオラに
聞いてたナナッチが大好きな  「三匹穴」
ついに到着です。 

DSC02363_convert_20160518185039.jpg

 「大きな穴があるのかしら?クマが三匹
入れるような・・・?」なんて、みんなでワイワイ
楽しみにしてたようだったが、いざ到着すると
そんなことはどうでもよくなり、登ってきた道を
振り返って静まるのだった。
 
 あんなに楽しみにしていた思い描く三匹穴
より、長い登山道を歩いてきた現実の思いの
ほうが、みんなの心を静かにさせたのだろう。


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竹爺

Author:竹爺
性別 男性

モンテディオ山形が好きで、トレッキング
大好き。ロードレーサーにも乗る行動派
オヤジです  

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